SLEEP(3) |
FreeBSD Library Functions Manual |
SLEEP(3) |
名称
sleep —
秒単位で測定される間隔のためのプロセスの実行を一時停止 (suspend) する
ライブラリ
Standard C Library (libc, -lc)
書式
#include < unistd.h>
unsigned int
sleep( unsigned int seconds);
解説
sleep() 関数は、
seconds 秒が経過するか、またはシグナルがプロセスに配信されるまで、呼び出しているプロセスの実行を一時停止 (suspend) し、そして、その動作は、シグナル捕獲関数を呼び出すか、またはプロセスを終了することです。システムの活動は、不確定な量スリープ (sleep) を伸ばすかもしれません。
この関数は、 seconds 秒一時停止することによってか、またはシグナルが生じるまで、 nanosleep(2) を使用して実装されています。したがって、この実装では、スリープは、プロセスタイマの状態に影響にあたえませんし、 SIGALRM に対する特別な操作もありません。
戻り値
要求された時間が経過したので、
sleep() 関数が返るなら、返される値は、0 です。シグナルの配信のために
sleep() 関数が返るなら、返される値は、数単位の (要求された時間から実際にスリープした時間を引いた) スリープしていない時間です。
規格
sleep() 関数は、 IEEE Std 1003.1-1990 (“POSIX.1”) に適合しています。
歴史
sleep() 関数は、 Version 7 AT&T UNIX で登場しました。