SCTP_BINDX(3) | FreeBSD Library Functions Manual | SCTP_BINDX(3) |
名称
sctp_bindx — SCTP ソケットをアドレスのリストにバインドするか、またはアンバインドするライブラリ
Standard C Library (libc, -lc)書式
#include < sys/types.h>#include < sys/socket.h>
#include < netinet/sctp.h>
int
sctp_bindx( int s, struct sockaddr *addrs, int num, int type);
解説
sctp_bindx() 呼び出しは、アドレスまたは SCTP 終点へのアドレスのリストをバインドするか、またはアンバインドします。これによって、ユーザは、アドレスのサブセットをバインドできます。 sctp_bindx() 呼び出しは、 bind() と同様に動作しますが、アドレスのリストを許可して、バインドまたはアンバインドもできます。引数 s は、有効な SCTP ソケット記述子でなければなりません。引数 addrs は、ユーザがソケットをバインドするか、またはアンバインドしたい、 (リストの長さがたった 1 であるかもしれない) アドレスのリストです。引数 type は、次の値の 1 つでなければなりません。SCTP_BINDX_ADD_ADDR この値は、リストされた (複数の) アドレスが、終点に追加される必要であることを示します。
SCTP_BINDX_DEL_ADDR この値は、リストされた (複数の) アドレスが、終点から削除される必要であることを示します。
動的なアドレスフラグ net.inet.sctp.auto_asconf が有効にされるなら、ユーザがアドレスを関連付けに追加するか、または削除するとき、終点の任意の関連付けが、(複数の) アドレスを既存の関連付けに動的な追加を試みることに注意してください。
戻り値
呼び出しは、成功すれば 0 を返し、失敗すれば -1 を返します。エラー
sctp_bindx() 関数は、次のエラーを返すかもしれません。- [ EINVAL]
- この値は、 type フィールドが認められた値の 1 つ (上記参照) でないなら、返されます。
- [ ENOMEM]
- この値は、追加されるアドレスの数によって、メモリ割り付けが呼び出しで失敗するなら、返されます。
- [ EBADF]
- 引数 s が、有効な記述子ではありません。
- [ ENOTSOCK]
- 引数 s が、ソケットではありません。
December 15, 2006 | FreeBSD |