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RFORK_THREAD(3)
RFORK_THREAD(3) FreeBSD Library Functions Manual RFORK_THREAD(3)

名称

rfork_threadrfork に基づいたプロセススレッドを作成する

ライブラリ

Standard C Library (libc, -lc)

書式

#include < unistd.h>

pid_t
rfork_thread( int flags, void *stack, int (*func)(void *arg), void *arg);

解説

rfork_thread() 関数は、 pthread_create(3) を支持して非推奨となっています。

rfork_thread() 関数は、 rfork(2) のための助手 (ヘルパ) 関数です。作成される新しいプロセスと子プロセスのための準備は、供給されたスタック上で走っている間、指定された引数で指定された関数を呼ぶでしょう。

この関数の使用は、複雑なスタックスワップコードを実装するための必要性を回避します。

戻り値

成功して終了すれば、 rfork_thread() 子プロセスのプロセス ID を親プロセスに返します。そうでなければ、-1 の値は、親プロセスに返されます。子プロセスは、作成されず、グローバル変数 errno に、エラーを示す値を設定します。

子プロセスコンテキストは、それが供給された関数で直接実行し始めるように、 rfork_thread() 関数からの返りに注意しません。

エラー

エラーリターンコードに関して rfork(2) を参照してください。

歴史

rfork_thread() 関数は、 FreeBSD 4.3 ではじめて登場しました。
February 6, 2011 FreeBSD