名称

posix_spawnattr_getsigdefault, posix_spawnattr_setsigdefault — スポン属性オブジェクトの spawn-sigdefault 属性を取得して、設定します

ライブラリ

Standard C Library (libc, -lc)

書式

#include < spawn.h>

int
posix_spawnattr_getsigdefault( const posix_spawnattr_t *restrict attr, sigset_t *restrict sigdefault);

int
posix_spawnattr_setsigdefault( posix_spawnattr_t *attr, const sigset_t *restrict sigdefault);

解説

posix_spawnattr_getsigdefault() 関数は、 attr によって参照される属性オブジェクトから spawn-sigdefault 属性の値を取得します。

posix_spawnattr_setsigdefault() 関数は、 attr によって参照される初期化された属性オブジェクトに spawn-sigdefault 属性を設定します。

spawn-sigdefault 属性は、スポン操作によって ( POSIX_SPAWN_SETSIGDEF が spawn-flags 属性に設定されているなら) 新しいプロセスイメージでデフォルトのシグナル操作を強制されるシグナルのセットを表します。この属性のデフォルト値は、空のシグナルセットです。

戻り値

posix_spawnattr_getsigdefault() と posix_spawnattr_setsigdefault() 関数は、0 を返します。

関連項目

posix_spawn(3), posix_spawnattr_destroy(3), posix_spawnattr_getsigmask(3), posix_spawnattr_init(3), posix_spawnattr_setsigmask(3), posix_spawnp(3)

規格

posix_spawnattr_getsigdefault() と posix_spawnattr_setsigdefault() 関数は、 IEEE Std 1003.1-2001 (“POSIX.1”) に適合しています。

歴史

posix_spawnattr_getsigdefault() と posix_spawnattr_setsigdefault() 関数は、 FreeBSD 8.0 ではじめて登場しました。

作者

Ed Schouten <ed@FreeBSD.org>