PCAP_SETDIRECTION(3) | FreeBSD Library Functions Manual | PCAP_SETDIRECTION(3) |
名称
pcap_setdirection -パケットがキャプチャ (捕獲) される方向を設定する書式
#include <pcap/pcap.h>
int pcap_setdirection(pcap_t *p, pcap_direction_t d);
解説
pcap_setdirection() は、パケットをキャプチャ (捕獲) される方向を指定するために使用されます。 d は、定数 PCAP_D_IN, PCAP_D_OUT または PCAP_D_INOUT の 1 つです。 PCAP_D_IN は、デバイスによって受信されたパケットのみをキャプチャし、 PCAP_D_OUT は、デバイスによって送信されるパケットのみをキャプチャし、そして PCAP_D_INOUT は、デバイスによって受信されるか、または送信されるパケットをキャプチャします。 PCAP_D_INOUT は、この関数が呼び出されない場合のデフォルトの設定です。pcap_setdirection() は、必ずしも、すべてのプラットフォームで完全にサポートされるわけではありません。いくつかのプラットフォームは、すべての値のためのエラーを返すかもしれません、ある他のプラットフォームは、 PCAP_D_OUT をサポートしないかもしれません。
この操作は、``savefile'' が読み込まれているなら、サポートされません。
戻り値
pcap_setdirection() は、成功すれば 0 を返し、失敗すれば-1 を返します。-1 が返されるなら、 pcap_geterr() または pcap_perror() は、取って来るか、またはエラーテキストを表示する引数として p を付けて呼び出されます。関連項目
pcap(3), pcap_geterr(3)5 April 2008 |