名称

pcap_activate -キャプチャ (捕獲) ハンドルを活性化する

書式

#include <pcap/pcap.h>

int pcap_activate(pcap_t *p);

解説

pcap_activate() は、有効なハンドルで設定されたオプションを付けて、ネットワークのパケットを見るためにパケットキャプチャ (捕獲) ハンドルを活性化するために使用されます。

戻り値

pcap_activate() は、警告なしで成功すれば 0 を返し、プロミスキャスモードが要求されたなら、プロミスキャスモードをサポートしないデバイスで成功すれば、 PCAP_WARNING_PROMISC_NOTSUP を返し、前の pcap_set_tstamp_type() 呼び出しで指定されたタイムスタンプのタイプがキャプチャ (獲得) ソースによってサポートされないなら (タイムスタンプのタイプは、デフォルトとして残されます)、成功すれば、 PCAP_WARNING_TSTAMP_TYPE_NOTSUP を返し、任意の他の警告がある状態で成功すれば、 PCAP_WARNING を返し、ハンドルが既に活性化されていたなら、 PCAP_ERROR_ACTIVATED を返し、ハンドルが作成されたとき、指定されたキャプチャ (獲得) ソースが、存在していなければ、 PCAP_ERROR_NO_SUCH_DEVICE を返し、プロセスにキャプチャ (捕獲) ソースをオープンするパーミッションがないなら、 PCAP_ERROR_PERM_DENIED を返し、プロセスにキャプチャ (獲得) ソースをオープンするパーミッションはあるが、プロミスキャスモードにそれを置くパーミッションがないなら、 PCAP_ERROR_PROMISC_PERM_DENIED を返し、モニタモードが指定されたが、キャプチャ (捕獲) ソースがモニタモードをサポートしないなら、 PCAP_ERROR_RFMON_NOTSUP を返し、キャプチャ (捕獲) ソースが起動されていないなら、 PCAP_ERROR_IFACE_NOT_UP を返し、他のエラーが起こったなら、 PCAP_ERROR を返します。 PCAP_WARNING または PCAP_ERROR が返されるなら、 pcap_geterr() または pcap_perror() は、取って来るか、または警告またはエラーを説明するメッセージを表示する引数として p を付けて呼び出されます。 PCAP_WARNING_PROMISC_NOTSUP, PCAP_ERROR_NO_SUCH_DEVICE または PCAP_ERROR_PERM_DENIED が返されるなら、 pcap_geterr() または pcap_perror() は、取って来るか、またはそれが予期していないなら、問題をデバッグすることの役に立つかもしれない問題に関する追加の詳細を与えるメッセージを表示する引数として p を付けて呼び出されます。

関連項目

pcap(3)