名称

pam_setcred — 認証サービスのためのユーザ資格証明を変更する/削除する

ライブラリ

Pluggable Authentication Module Library (libpam, -lpam)

書式

#include < sys/types.h>
#include < security/pam_appl.h>

int
pam_setcred( pam_handle_t *pamh, int flags);

解説

pam_setcred() 関数は、アプリケーションの資格証明を管理します。

flags 引数は、バイナリまたは 0 以上の次の値です:

PAM_SILENT

あらゆるメッセージを出力しません。

PAM_ESTABLISH_CRED

ターゲットユーザの資格証明を証明します。

PAM_DELETE_CRED

すべての証明された資格証明を無効にします。

PAM_REINITIALIZE_CRED

資格証明を完全に再初期化します。

PAM_REFRESH_CRED

Refresh credentials. 資格証明をリフレッシュする。

後者の 4 つは、互いに排他的です。

その他のビットが設定されるなら、 pam_setcred() は、 PAM_SYMBOL_ERR を返します。

戻り値

pam_setcred() 関数は、次の値の 1 つを返します:

[ PAM_ABORT]

一般的な失敗。

[ PAM_BUF_ERR]

メモリバッファエラー。

[ PAM_CONV_ERR]

会話の失敗。

[ PAM_CRED_ERR]

ユーザの資格証明の設定に失敗。

[ PAM_CRED_EXPIRED]

ユーザの資格証明が期限が切れ。

[ PAM_CRED_UNAVAIL]

ユーザの資格証明の検索に失敗。

[ PAM_PERM_DENIED]

パーミッション (許可) が拒否されました。

[ PAM_SERVICE_ERR]

サービスモジュールでのエラー。

[ PAM_SYMBOL_ERR]

無効のシンボル。

[ PAM_SYSTEM_ERR]

システムエラー。

[ PAM_USER_UNKNOWN]

未知のユーザ。

関連項目

pam(3), pam_strerror(3)

規格

X/Open Single Sign-On Service (XSSO) - Pluggable Authentication Modules, June 1997.

作者

pam_setcred() 関数とこのマニュアルページは、 DARPA CHATS 研究プログラムの一環として、 DARPA/SPAWAR 契約 N66001-01-C-8035 (“CBOSS”) の下で ThinkSec AS と Network Associates Laboratories, the Security Research Division of Network Associates, Inc. によって FreeBSD プロジェクトのために開発されました。

OpenPAM ライブラリは、 Dag-Erling Smørgrav <des@des.no>によって保守されています。