OPENPAM_LOG(3) | FreeBSD Library Functions Manual | OPENPAM_LOG(3) |
名称
openpam_log — syslog を通してメッセージをログに記録するライブラリ
Pluggable Authentication Module Library (libpam, -lpam)書式
#include < sys/types.h>#include < security/pam_appl.h>
#include < security/openpam.h>
void
openpam_log( int level, const char *fmt, ...);
解説
openpam_log() 関数は、 syslog(3) を使用してメッセージをログに記録します。それはライブラリとモジュールによる内部の使用を対象としています。level 引数は、メッセージの重要性を示します。次のレベル (level) が定義されています:
- PAM_LOG_DEBUG
- デバッグメッセージです。グローバルな整数変数 openpam_debug が 0 以外の値に設定されていないなら、通常、これらのメッセージは、ログに記録されません、その場合、それらは、 LOG_DEBUG の syslog(3) 優先順序でログに記録されます。
- PAM_LOG_VERBOSE
- 認証プロセスまたは他の本質的でないメッセージの進捗に関する情報です。これらのメッセージは、 LOG_INFO の syslog(3) 優先順序でログに記録されます。
- PAM_LOG_NOTICE
- 致命的でないエラーに関連するメッセージです。これらのメッセージは、 LOG_NOTICE の syslog(3) 優先順序でログに記録されます。
- PAM_LOG_ERROR
- 重大なエラーに関連するメッセージです。これらのメッセージは、 LOG_ERR の syslog(3) 優先順序でログに記録されます。
残りの引数は、 printf(3) 形式の文字列と対応する引数です。
openpam_log() 関数は、 errno の値を修正しません。
規格
openpam_log() 関数は、OpenPAM の拡張です。作者
openpam_log() 関数とこのマニュアルページは、 FreeBSD プロジェクトのために DARPA CHATS 研究プログラムの一環として DARPA/SPAWAR 規約 N66001-01-C-8035 (“CBOSS”) の下で ThinkSec AS と Network Associates Laboratories, the Security Research Division of Network Associates, Inc. によって開発されました。OpenPAM ライブラリは、
<des@des.no>によって保守されています。September 7, 2013 | FreeBSD |