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NLIST(3)
NLIST(3) FreeBSD Library Functions Manual NLIST(3)

名称

nlist実行形式のファイルからシンボルテーブル名のリストを検索する

ライブラリ

Standard C Library (libc, -lc)

書式

#include < nlist.h>

int
nlist( const char *filename, struct nlist *nl);

解説

nlist() 関数は、実行形式ファイル ( a.out(5) 参照) のシンボルテーブルから名前リストエントリを検索します。引数 nl は、リストの始まりを参照するように設定されます。リストは、バイナリと無効のデータが含まれています。名前リストのエントリが有効であるなら、エントリの n_typen_value は、 nl によって参照されるリストにコピーされます。他のデータは、コピーされません。リストの最後のエントリは、常に NULL です。

戻り値

成功したなら、無効のエントリの数が返されます。そうでなければ、ファイル filename が存在しないか、または実行形式でないなら、返される値は、-1 です。

関連項目

a.out(5)

歴史

nlist() 関数は、 Version 6 AT&T UNIX で登場しました。
April 19, 1994 FreeBSD