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NEWLOCALE(3)
NEWLOCALE(3) FreeBSD Library Functions Manual NEWLOCALE(3)

名称

newlocale新しいロケールを作成する

ライブラリ

Standard C Library (libc, -lc)

書式

#include < xlocale>

locale_t
newlocale( int mask, const char * locale, locale_t base);

解説

既存のロケールからのいくつかのプロパティを継承して、新しいロケールを作成します。 mask は、新しいロケールが locale パラメータで指定された名前でロケールに設定される構成要素を定義します。他の構成要素は、 base から継承されます。

mask は、あらゆるロケールの構成要素を示す LC_ALL_MASK、または次のいくつかの組み合わせの論理和のいずれかです:

LC_COLLATE_MASK
文字列照合ルーチンのためのロケール。これは、 strcoll(3)strxfrm(3) でアルファベット順を制御します。
LC_CTYPE_MASK
ctype(3)multibyte(3) 関数のためのロケール。これは、大文字小文字、アルファベット文字、または非アルファベット文字の認識を制御します。
LC_MESSAGES_MASK
メッセージカタログのためのロケールを設定します、 catopen(3) 関数を参照してください。
LC_MONETARY_MASK
金銭的価値の書式化のためのロケールを設定します。これは、 localeconv(3) 関数に影響します。
LC_NUMERIC_MASK
数の書式化のためにロケールを設定します。これは、 localeconv(3) によって返された値と同様に printf(3)scanf(3) のような関数で浮動小数点数の入力と出力で小数点の書式化を制御します。
LC_TIME_MASK
strftime(3) 関数を使用する日付と時間の書式化のためのロケールを設定します。

この関数は、 setlocale(3) としてロケールの構成要素をロードするために同じ規則を使用します。

戻り値

新しいくて有効な locale_t を返すか、エラーが起こったなら、NULL を返します。利用者は、 freelocale(3) で返されたロケールを解放しなければなりません。

規格

この関数は、 IEEE Std 1003.1-2008 (“POSIX.1”) に適合しています。
September 17, 2011 FreeBSD