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menu_attributes(3X)
menu_attributes(3X) menu_attributes(3X)

名称

menu_attributes - メニューの色および属性の制御

書式

#include <menu.h>
 
int set_menu_fore(MENU *menu, chtype attr);
 
chtype menu_fore(const MENU *menu);
 
int set_menu_back(MENU *menu, chtype attr);
 
chtype menu_back(const MENU *menu);
 
int set_menu_grey(MENU *menu, chtype attr);
 
chtype menu_grey(const MENU *menu);
 
int set_menu_pad(MENU *menu, int pad);
 
int menu_pad(const MENU *menu);
 

解説

関数 set_menu_fore は、 menu のフォアグラウンド (前景) 属性を設定します。これ選択されたメニュー項目のために使用されるハイライトです。 menu_fore は、フォアグラウンド属性を返します。デフォルトは、 A_REVERSE です。

関数 set_menu_back は、 menu のバックグラウンド (背景) 属性を設定します。これ選択可能な (現在ではなく選択された) メニュー項目のために使用されるハイライトです。関数 menu_back は、バックグラウンド属性を返します。デフォルトは、 A_NORMAL です。

関数 set_menu_grey は、 menu の灰色の属性を設定します。これは、1 つ以上の選択を許すメニューの中で選択可能でないメニュー項目のために使用されたハイライトです。関数 menu_grey は、灰色の属性を返します。デフォルトは、 A_UNDERLINE です。

関数 set_menu_pad は、メニュー項目の名前と記述の部分の間の空白 (スペース) を満たすために使用される文字を設定します。 menu_pad は、与えられたメニューのパッド (詰め物) 文字を返します。デフォルトは、空白 (ブランク) です。

戻り値

これらのルーチンは、次の一つを返します。
E_OK
ルーチンが成功した。
E_SYSTEM_ERROR
システムエラーが生じた ( errno 参照)。
E_BAD_ARGUMENT
ルーチンは、正しくないか範囲外の引数を検知しました。

関連項目

エントリポイントの詳細な説明のための "menu_"で始まる名前は、 curses(3X) と関連するページ。 (訳注: curses(3X) は、存在しません。ncurses(3) 参照)

ヘッダファイル <menu.h> は、自動的にヘッダファイル <curses.h> を含んでいます。

移植性

これらのルーチンは、System V メニューライブラリをエミュレートします。それらは、Version 7 または BSD バージョンではサポートされませんでした。

作者

Juergen Pfeifer。マニュアルページと新しい curses の適応は、Eric S. Raymond。