MBLEN(3) | FreeBSD Library Functions Manual | MBLEN(3) |
名称
mblen — 文字のバイト数を取得するライブラリ
Standard C Library (libc, -lc)解説
mblen() 関数は、現在の変換状態に従って、マルチバイト文字 mbchar のバイト長を算出します。 nbytes バイトまで検査されます。現在のロケールがシフト状態を要求するなら、NULL の mbchar ポインタでの呼び出しは、0 以外を返し、そうでなければ、0 を返します。シフト状態が要求されたなら、シフト状態は、初期状態にリセットされます。
戻り値
mbchar が NULL であるなら、 mblen() 関数は、シフト状態がサポートされている場合は、0 以外を返し、そうでなければ、0 を返します。そうでければ、 mbchar が NULL ポインタでないなら、 mblen() は、 mbchar がヌルワイド文字を表現しているなら 0 を返すか、 mbchar で処理されたバイト数を返します。マルチバイト文字を認識できないか変換できない場合は、-1 を返します。この場合、 mblen() の内部の変換状態は、未定義です。
エラー
mblen() 関数は、次の場合に失敗します:- [ EILSEQ]
- 無効のマルチバイトシーケンスが検出されました。
- [ EINVAL]
- 内部の変換状態は、有効ではありません。
規格
mblen() 関数は、 ISO/IEC 9899:1999 (“ISO C99”) に適合しています。April 11, 2004 | FreeBSD |