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MAC_TEXT(3)
MAC_TEXT(3) FreeBSD Library Functions Manual MAC_TEXT(3)

名称

mac_from_text, mac_to_textMAC ラベルからテキスト表現に、テキスト表現から MAC ラベルに変換

ライブラリ

Standard C Library (libc, -lc)

書式

#include < sys/mac.h>

int
mac_from_text( mac_t *mac, const char *text);

int
mac_to_text( mac_t label, char **text);

解説

mac_from_text() 関数は、ラベルのテキスト表現を内部ポリシラベル形式 ( mac_t) に変換して、それを *mac に置きます。それは後で free(3) で解放しなければなりません。

mac_to_text() 関数は、 label をテキスト表現で設定される *text のための記憶域を割り付けます。

MAC ラベル形式については、 maclabel(7) を参照してください。

戻り値

The mac_from_text() and mac_to_text() functions return the value 0 if successful; otherwise the value -1 is returned and the global variable errno is set to indicate the error.

互換性

POSIX.1e は、MAC ラベルのテキスト表現のための書式を定義していません。

POSIX.1e は、 mac_to_text() を使用して割り付けられたテキスト文字列は mac_free(3) を使用して解放されることを要求しています。 mac_free(3) はタイプ mac_t に使用されるメモリを解放するためだけに使用されますが、 FreeBSD の実装では、 free(3) を使用してそれらを解放しなければなりません。

エラー

[ ENOMEM]
内部記憶域を割り付けるために利用可能なメモリが不十分です。

規格

POSIX.1e は、IEEE POSIX.1e ドラフト (草稿) 17 に説明されています。ドラフトの議論は、クロスプラットフォーム POSIX.1e 実装メーリングリストで続けています。このリストに参加するための詳しい情報に関しては、 FreeBSD POSIX.1e 実装ページを参照してください。

歴史

Mandatory Access Control (強制的アクセス制御) のサポートは、 TrustedBSD プロジェクトの一環として FreeBSD 5.0 で導入されました。
December 21, 2001 FreeBSD