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KVM_READ(3)
KVM_READ(3) FreeBSD Library Functions Manual KVM_READ(3)

名称

kvm_read, kvm_writeカーネル仮想メモリを読み込む、または書き込む

ライブラリ

Kernel Data Access Library (libkvm, -lkvm)

書式

#include < kvm.h>

ssize_t
kvm_read( kvm_t *kd, unsigned long addr, void *buf, size_t nbytes);

ssize_t
kvm_write( kvm_t *kd, unsigned long addr, const void *buf, size_t nbytes);

解説

kvm_read() と kvm_write() 関数は、カーネル仮想メモリ (またはクラッシュダンプファイル) を読み込むために、そして書き込むために使用されます。カーネル仮想メモリとクラッシュダンプのオープンに関する情報については、 kvm_open( 3) または kvm_openfiles( 3) を参照してください。

kvm_read() 関数は、カーネル空間のアドレス addr から bufnbytes バイトのデータを転送します。反対に、 kvm_write() は、 buf から addr にデータを転送します。それらの SunOS の対応関数と異なり、これらの関数は、プロセスのアドレス空間を読み込むか、または書き込むために使用することができません。

戻り値

成功すれば、実際に転送されたバイト数が返されます。そうでなければ、-1 が返されます。
June 4, 1993 FreeBSD