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KVM_NLIST(3)
KVM_NLIST(3) FreeBSD Library Functions Manual KVM_NLIST(3)

名称

kvm_nlistカーネルイメージからシンボルテーブルを検索する

ライブラリ

Kernel Data Access Library (libkvm, -lkvm)

書式

#include < kvm.h>
#include < nlist.h>

int
kvm_nlist( kvm_t *kd, struct nlist *nl);

解説

kvm_nlist() 関数は、ネームリスト引数 nl によって示されるシンボルテーブルエントリを検索します。この引数は、nlist 構造体の配列を指し、n_name フィールド ( nlist(3) 参照) が NULL であるエントリで終了しています。各シンボルは、n_name フィールドを使用して検索され、見つかったなら、対応する n_type と n_value フィールドが書き込まれます。これらのフィールドは、シンボルが見つからないなら、0 に設定されます。

kldsym(2) システムコールは、シンボルを位置付けるために使用されます。これは、nlist 値の完全なエミュレーションとはいえませんが、カーネルモジュールを認識しているという利点があり、適度に速いです。

戻り値

kvm_nlist() 関数は、見つかった無効のエントリの数を返します。カーネルシンボルテーブルが読み込み不可能だったなら、-1 が返されます。
June 4, 1993 FreeBSD