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J0(3)
J0(3) FreeBSD Library Functions Manual J0(3)

名称

j0, j0f, j1, j1f, jn, jnf, y0, y0f, y1, y1f, yn, ynf第一種、第二種ベッセル関数

ライブラリ

Math Library (libm, -lm)

書式

#include < math.h>

double
j0( double x);

float
j0f( float x);

double
j1( double x);

float
j1f( float x);

double
jn( int n, double x);

float
jnf( int n, float x);

double
y0( double x);

float
y0f( float x);

double
y1( double x);

float
y1f( float x);

double
yn( int n, double x);

float
ynf( int n, float x);

解説

関数 j0(), j0f(), j1(), j1f() はそれぞれ実数値 x に対して 0 と 1 次の第一種ベッセル関数 を計算します。関数 jn(), jnf() は、実数値 x に対して 整数次 n の第一種ベッセル関数 を計算します。

関数 y0(), y0f(), y1(), y1f() は、正の 実数x に対して、線形独立な 0 次と 1 次の第二種ベッセル関数 を計算します。関数 yn(), ynf() は、正の 実数x に対して 整数次 n の第二種ベッセル関数 を計算します。

戻り値

これらのルーチンは、それらのそれぞれのベッセル関数の値を返します。大きい正の入力のために、それらはアンダフローするか、±0 を返すかもしれません。

次は、 y0(), y0f(), y1(), y1f(), yn() と ynf() に適用されます。 x が負であるなら、これらのルーチンは、無効 (invalid) の例外を生成して、 NaN を返します。 x が 0 または十分に小さな正の数であるなら、これらのルーチンは、オーバフロー例外を生成して、-infinity を返します。

関連項目

math(3)

規格

j0(), j1(), jn(), y0(), y1() と yn() 関数は、 IEEE Std 1003.1-2001 (“POSIX.1”) に適合しています。 float バージョンは、拡張です。

歴史

この一群の関数は Version 7 AT&T UNIX で登場しました。
February 18, 2008 FreeBSD