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ISDIGIT(3)
ISDIGIT(3) FreeBSD Library Functions Manual ISDIGIT(3)

名称

isdigit, isnumber10 進数文字のテスト

ライブラリ

Standard C Library (libc, -lc)

書式

#include < ctype.h>

int
isdigit( int c);

int
isnumber( int c);

int
isdigit_l( int c, locale_t loc);

int
isnumber_l( int c, locale_t loc);

解説

isdigit() 関数は、10 進数文字かどうかテストします。ロケールにかかわらず、次の文字のみが含まれます。
``0'' ``1'' ``2'' ``3'' ``4''
``5'' ``6'' ``7'' ``8'' ``9''

isnumber() 関数は、 isdigit() 関数と似た振る舞いをしますが、現在のロケール設定によっては追加文字を認識します。

引数の値は、 unsigned char または EOF の値として表現できるものでなければなりません。

_l 接尾子が付けられたバージョンは、明示的なロケールの引数を取り、一方、接尾子が付けられていないバージョンは、現在のグローバルか、またはスレッドごとのロケールを使用します。

戻り値

isdigit(), isnumber() 関数は、文字テストが偽であるなら、0 を返し、文字テストが真であるなら、0 以外を返します。

互換性

大きな文字セットのロケールで unsigned char タイプの範囲を越える引数を受け付ける 4.4BSD 拡張は、時代遅れであるとみなされて、今後のリリースでは、サポートされないかもしれません。 iswdigit() 関数が代わりに使用されるべきです。

規格

isdigit() 関数は、 ISO/IEC 9899:1990 (“ISO C90”) に適合しています。 isdigit_l() 関数は、 IEEE Std 1003.1-2008 (“POSIX.1”) に適合しています。

歴史

isnumber() 関数は、 4.4BSD で登場しました。
May 4, 2007 FreeBSD