GETBSIZE(3) | FreeBSD Library Functions Manual | GETBSIZE(3) |
名称
getbsize — 好みのブロックサイズを取得するライブラリ
Standard C Library (libc, -lc)解説
getbsize() 関数は、 BLOCKSIZE 環境変数の値に基づいた、システムユーティリティ df(1), du(1), ls(1) と systat(1) によって報告するための好ましい (preferred) ブロックサイズを返します。 BLOCKSIZE は、バイト単位で直接指定するる、または数値に続けて ``K'' または ``k'' を指定することによって 1 キロバイトの倍数単位で、数値に続けて ``M'' または ``m'' を指定することによって 1 メガバイトの倍数単位で、数値に続けて ``G'' または ``g'' を指定することによって 1 ギガバイトの倍数単位で指定することができます。倍数は、整数でなければなりません。BLOCKSIZE の有効な値は、512 バイトから 1 ギガバイトです。 512 バイト未満のサイズは、512 バイトに切り上げられ、 1 GB より大きいサイズは、1 GB に切り捨てられます。いずれの場合にも getbsize() は、警告メッセージを生成します。
getbsize() 関数は、“1K-blocks”のような、ブロックサイズを記述するヌル文字で終了する文字列へのポインタを返します。 headerlenp によって参照されるメモリは、(終了するヌル文字を含まない) 文字列の長さが書き込まれます。 blocksizep によって参照されるメモリは、バイト単位のブロックサイズが書き込まれます。
歴史
getbsize() 関数は、 4.4BSD ではじめて登場しました。November 16, 2012 | FreeBSD |