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GETUSERSHELL(3)
GETUSERSHELL(3) FreeBSD Library Functions Manual GETUSERSHELL(3)

名称

getusershell, setusershell, endusershell有効なユーザのシェルを取得する

ライブラリ

Standard C Library (libc, -lc)

書式

#include < unistd.h>

char *
getusershell( void);

void
setusershell( void);

void
endusershell( void);

解説

getusershell() 関数は、 shells(5) に記述されているシェルデータベースのシステム管理者によって定義される有効なユーザのシェルへのポインタを返します。シェルデータベースが利用可能でないなら、 getusershell() は、あたかも /bin/sh/bin/csh がリストされているかのように振る舞います。

getusershell() 関数は、(必要ならばファイルをオープンして) 次の行を読み込みます。 setusershell() ファイルをリワインドします。 endusershell() は、それをクローズします。

関連ファイル

/etc/shells

診断

ルーチン getusershell() は、 EOF で NULL ポインタ (0) を返します。

関連項目

nsswitch.conf(5), shells(5)

歴史

getusershell() 関数は、 4.3BSD で登場しました。

バグ

getusershell() 関数は、内部の静的なオブジェクトにその結果を残し、そのオブジェクトへのポインタを返します。それに続く getusershell() への呼び出しは、同じオブジェクトを修正します。
January 16, 1999 FreeBSD