CSQRT(3) | FreeBSD Library Functions Manual | CSQRT(3) |
名称
csqrt, csqrtf, csqrtl — 複素数の平方根関数ライブラリ
Math Library (libm, -lm)書式
#include < complex.h> double complex
csqrt( double complex z);
float complex
csqrtf( float complex z);
long double complex
csqrtl( long double complex z);
解説
csqrt(), csqrtf() と csqrtl() 関数は、負の実軸に沿ってカットさられた分岐で、複素数平面で z の平方根を計算します。言い換えれば、 csqrt(), csqrtf() と csqrtl() は、常に実数部が負でない、平方根を返します。戻り値
これらの関数は、要求された平方根を返します。 0 の平方根は、+0 ± 0
で、ここで、入力の虚数部とそれぞれの結果は、同じ符号となります。無限と NaN に関して、次の規則は、優先順位がる以前の規則で適用されます:
入力 | 結果 | |
k + infinity*I | infinity + infinity*I | (for all k) |
-infinity + NaN*I | NaN ± infinity*I | |
infinity + NaN*I | infinity + NaN*I | |
k + NaN*I | NaN + NaN*I | |
NaN + k*I | NaN + NaN*I | |
-infinity + k*I | +0 + infinity*I | |
infinity + k*I | infinity + 0*I |
負の虚数部がある数に関して、上記の特別な場合は、与えられた識別を適用します:
csqrt(conj(z) = conj(sqrt(z))
NaN の符号は、不確定であることに注意してください。また、入力の実数または虚数部が有限であり、NaN が生成されるなら、無効の例外が、thrown (投入) されます。
規格
csqrt(), csqrtf() と csqrtl() 関数は、 ISO/IEC 9899:1999 (“ISO C99”) に適合しています。バグ
csqrt() と csqrtl() に関して、不正確な結果は、常に正しく丸められるというわけではありません。March 30, 2008 | FreeBSD |