CHECK_UTILITY_COMPAT(3) |
FreeBSD Library Functions Manual |
CHECK_UTILITY_COMPAT(3) |
名称
check_utility_compat —
ユーティリティは互換性があるべきかどうか決定する
ライブラリ
Standard C Library (libc, -lc)
書式
#include < unistd.h>
int
check_utility_compat( const char *utility);
解説
check_utility_compat() 関数は、
utility が伝統的な (
FreeBSD 4.7-互換) 作法、または IEEE Std 1003.1-2001 (“POSIX.1”) に従って振る舞うべきであるかかどうかチェックします。設定はユーティリティ名のコンマで区切られたリストとして与えられます。リストが存在するが空であるなら、すべてのサポートされたユーティリティはそれらの互換モードを仮定します。
check_utility_compat() 関数は最初に
_COMPAT_FreeBSD_4 と名前が付けられた環境変数をチェックします。その環境変数が存在していないなら、
check_utility_compat() は、
/etc/compat-FreeBSD-4-util というシンボリックリンクの内容を読み込むことを試みます。設定が見つけられないなら、互換性モードは無効にされます。
戻り値
check_utility_compat() 関数は、
utility が厳格な IEEE Std 1003.1-2001 (“POSIX.1”) の振る舞いを実装すべきであるなら 0 を返し、そうでなければ 0 以外を返します。
関連ファイル
-
/etc/compat-FreeBSD-4-util
-
存在しているなら、
check_utility_compat() 機能のためのシステム全体のデフォルト設定を与える拡張したシンボリックリンクです。
エラー
エラーは検出されません。
歴史
check_utility_compat() 関数は、
FreeBSD 5.0 ではじめて登場しました。
作者
このマニュアルページは
Garrett Wollman <wollman@FreeBSD.org>によって書かれました。