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ACL_STRIP_NP(3)
ACL_STRIP_NP(3) FreeBSD Library Functions Manual ACL_STRIP_NP(3)

名称

acl_is_trivial_npACL が普通であるかどうか決定する

ライブラリ

Standard C Library (libc, -lc)

書式

#include < sys/types.h>
#include < sys/acl.h>

int
acl_is_trivial_np( const acl_t aclp, int *trivialp);

解説

acl_is_trivial() 関数は、引数 acl によって指された ACL が普通 (trivial) であるかどうか決定します。成功して終了すると、引数 trivialp によって参照されている位置は、指されている ACL aclp が普通 (trivial) であるなら、1 に設定され、そうでなければ、0 が設定されます。

失敗する任意のアクセス規則なしのファイルモードとして完全に表現できるなら、 ACL は、普通 (trivial) です。 POSIX.1e ACL については、3 つの必要なエントリ、1 つは、所有者のためのもの、1 つは、グループを所有するためのもの、と 1 つは、他のためのものがあるなら、ACL は、普通 (trivial) です。 NFSv4 ACL について、ACL は、 acl_strip_np( 3) によって生成された ACL と同じあるなら、普通 (trivial) です。重要な (non-trivial) ACL があるファイルには、"ls -l"出力のモードビットの後に追加されたプラス記号があります。

戻り値

The acl_get_tag_type() function returns the value 0 if successful; otherwise the value -1 is returned and the global variable errno is set to indicate the error.

関連項目

acl(3), posix1e(3)

規格

POSIX.1e は、IEEE POSIX.1e 草稿 17 に記述されています。草稿の議論は、クロスプラットフォーム POSIX.1e 実装メーリングリストで続いています。このリストに参加するための、詳しい情報については、 FreeBSD POSIX.1e 実装ページを参照してください。

歴史

POSIX.1e のサポートは、 FreeBSD 4.0 で導入されました。 acl_is_trivial_np() 関数は、 FreeBSD 8.0 で追加されました。

作者

Edward Tomasz Napierala <trasz@FreeBSD.org>.
November 12, 2013 FreeBSD