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FHOPEN(2)
FHOPEN(2) FreeBSD System Calls Manual FHOPEN(2)

名称

fhopen, fhstat, fhstatfsファイルハンドルによってファイルをアクセスする

ライブラリ

Standard C Library (libc, -lc)

書式

#include < sys/param.h>
#include < sys/mount.h>
#include < sys/stat.h>

int
fhopen( const fhandle_t *fhp, int flags);

int
fhstat( const fhandle_t *fhp, struct stat *sb);

int
fhstatfs( const fhandle_t *fhp, struct statfs *buf);

解説

これらのシステムコールは、ファイルハンドル fhp で与えられたファイルをアクセスする手段を提供しています。この方法がディレクトリのアクセス制限を回避するので、これらの呼び出しは、スーパユーザに制限されています。

fhopen() システムコールは、引数 flags によって指定されるように読み込み、および書き込みのめに fhp によって参照されるファイルをオープンし、呼び出しているプロセスへのファイル記述子を返します。 flags 引数は、 open(2) システムコールのために使用されるフラグともに論理和 ( OR) することによって指定されます。前述のすべてのフラグは、 O_CREAT を除いて有効です。

fhstat() と fhstatfs() システムコールは、オープンされたファイルではなく fhp によって参照されるファイルのための情報を返すことを除いて、 fstat(2)fstatfs(2) 呼び出しの機能性を提供しています。

戻り値

成功して完了するなら、 fhopen() は、オープンされたファイルのためのファイル記述子を返します。そうでなければ、値-1 が、返さ、グローバル変数 errno は、エラーを示す値が設定されます。


The fhstat() and fhstatfs() functions return the value 0 if successful; otherwise the value -1 is returned and the global variable errno is set to indicate the error.

エラー

それぞれ、 open(2), fstat(2)fstatfs(2) によって返されるエラーに加えて、 fhopen(), fhstat() と fhstatfs() は、次を返します:
[ EINVAL]
O_CREAT 設定を付けて fhopen() を呼び出している。
[ ESTALE]
ファイルハンドル fhp が、もはや有効ではありません。

歴史

fhopen(), fhstat(), と fhstatfs() システムコールは、 NetBSD 1.5 ではじめて登場し、 Alfred Perlstein によって FreeBSD 4.0 に適応されました。

作者

このマニュアルページは、 NetBSD のために William Studenmund によって書かれました。
June 29, 1999 FreeBSD