TSORT(1) | FreeBSD General Commands Manual | TSORT(1) |
名称
tsort — 有向グラフのトポロジカルソート書式
tsort | [ -dlq][ file] |
解説
tsort ユーティリティは、グラフ中の有効アークを表わす組のノード名のリストを取り、標準出力にトポロジカルの順序でノードを印刷 (表示) します。入力は、指定された file からか、またはファイルが与えられないなら、標準入力から取り込まれます。入力で偶数のノードでなければなりません。同じ行で指定されるノード名は、空白類で区切られるべきです。
ノードからそれ自体までアークよってグラフ中のノードの存在を表わすことができます。これは、ノードが何も他のノードに接続されないとき、役に立ちます。
グラフがサイクルを含んでいる (そのために、適切にソートすることができない) なら、サイクルのアークの 1 つが、無視され、ソートは、継続します。サイクルは、標準エラーに報告されます。
オプションは、次の通りです:
- -d
- デバッグをオンにします。
- -l
- 最長のサイクルを検索して表示します。非常に長い時間がかかるかもしれません。
- -q
- サイクルに関する情報メッセージを表示しません。これは、主として、最適な順序が致命的でなく、サイクルがしばしば生じる、ライブラリの構築を対象としています。
関連項目
ar(1)歴史
tsort コマンドは、 Version 7 AT&T UNIX で登場しました。この tsort コマンドとマニュアルページは、Memorial University of Newfoundland の によって Berkeley に寄贈されたソースに由来しています。バグ
tsort ユーティリティは、マルチバイト文字を認識しません。December 27, 2006 | FreeBSD |