RMDIR(1) | FreeBSD General Commands Manual | RMDIR(1) |
名称
rmdir — ディレクトリを削除する書式
rmdir | [ -pv] directory ... |
解説
rmdir ユーティリティは、各 directory 引数によって指定されたディレクトリエントリが空である条件で、そのディレクトリを削除します。引数は、与えられた順序で処理されます。親ディレクトリとその親のサブディレクトリの両方を削除するために、サブディレクトリは、最初に指定されるので、親ディレクトリは、 rmdir が、それを削除しようと試みるとき、空でなければなりません。
次のオプションが利用可能です:
- -p
- 各 directory 引数は、最後の構成要素から始めて、それらが空であるなら、すべての構成要素が削除されるパス名として処理されます。 (完全に無差別に再帰的に削除するためには、 rm(1) を参照してください。)
- -v
- 削除される各ディレクトリをリストします。
終了ステータス
rmdir ユーティリティは、次の値の 1 つで終了します:-
0
- directory オペランドによって指定された各ディレクトリエントリは、それぞれ空のディレクトリを参照し、成功して削除されました。
-
>0
- エラーが生じました。
使用例
ディレクトリ foobar が空であるなら、削除します:
$ rmdir foobar
(もしあるなら) 最初の空でないディレクトリで停止して、 cow を含んで、すべてのディレクトリまでを削除します:
$ rmdir -p cow/horse/monkey
関連項目
rm(1)規格
rmdir ユーティリティは、 IEEE Std 1003.2 (“POSIX.2”) 互換のはずです。歴史
rmdir コマンドは、 Version 1 AT&T UNIX で登場しました。March 15, 2013 | FreeBSD |