PROTECT(1) | FreeBSD General Commands Manual | PROTECT(1) |
名称
protect — スワップ領域が使い果たされるとき、kill されることからプロセスを保護する書式
protect | [ -i] command |
protect | [ -cdi] -g pgrp | -p pid |
解説
protect コマンドは、保護されるプロセスをマークするために使用されます。カーネルは、スワップ領域が使い果たされるとき、保護されたプロセスを kill しません。この保護された状態は、デフォルトで子プロセスによって継承されないことに注意してください。オプションは、次の通りです:
- -c
- 指定されたプロセスからの保護を削除します。
- -d
- 指定されたプロセスのすべての現在の子プロセスの操作に適用します。
- -i
- 指定されたプロセスのすべての将来の子プロセスに操作を適用します。
- -g pgrp
- 指定されたプロセスグループのすべてのプロセスに操作を適用します。
- -p pid
- 指定されたプロセスに操作を適用します。
- command
- 保護されたプロセスとして command を実行します。
既存のプロセスの状態を調節するとき、 -p または -g フラグの 1 つだけが指定されることに注意してください。
終了ステータス
The protect utility exits 0 on success, and >0 if an error occurs.使用例
保護されるような Xorg サーバをマークします:
pgrep Xorg | xargs protect -p
すべての ssh セッションとそれらの子プロセスを保護します:
pgrep sshd | xargs protect -dip
すべての現在と将来のプロセスからの保護を削除します:
protect -cdi -p 1
関連項目
procctl(2)バグ
利用者がすべてのメモリを割り付けた暴走したプロセスを保護するなら、システムは、デッドロックします。September 19, 2013 | FreeBSD |