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MANPATH(1)
MANPATH(1) FreeBSD General Commands Manual MANPATH(1)

名称

manpathマニュアルページのための検索パスを表示する

書式

manpath [ -Ldq]

解説

manpath ユーティリティは、ユーザの PATH とローカルの設定ファイルからユーザのマニュアル検索パスを決定します。この結果は、標準出力にエコーされます。
-L
マニュアルのパスの代わりにマニュアルのロケールリストを出力します。
-d
追加のデバッグ情報を印刷 (表示) します。
-q
警告メッセージを抑制します。

実装に関する注

manpath ユーティリティは、2 つのソースからマニュアルのパスを構成します:
  1. 次の最初のためのユーザの PATH の各構成要素から:
    • pathname/man
    • pathname/MAN
    • pathname が /bin で終るなら: pathname/../man
    注意: マニュアルファイルのための /usr/share/man で見つかる /bin/usr/bin を作成するために特別な論理が存在しています。
  2. MANPATH エントリのための 「関連ファイル」 セクションでリストされた設定ファイル。
これらの位置からの情報は、一緒に連結されます。

-L フラグが設定されるなら、 manpath ユーティリティは、 MANLOCALE のための 「関連ファイル」 セクションでリストされた設定ファイルを検索します。

環境変数

次の環境変数は、 manpath の実行に影響します:
MANLOCALES
-L フラグで設定されるなら、ユーティリティは、システムで見つけられる他の設定ファイルを無効にして、警告と値を表示します。
MANPATH
設定されるなら、ユーティリティは、システムで見つけられる他の設定ファイルを無効にして、警告と値を表示します。
PATH
「実装に関する注」 で説明されるように、マニュアルのパスに影響を及ぼします。

関連ファイル

/etc/man.conf
システムの設定ファイル。
/usr/local/etc/man.d/*.conf
ローカルの設定ファイル。
September 1, 2010 FreeBSD