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LOGGER(1)
LOGGER(1) FreeBSD General Commands Manual LOGGER(1)

名称

loggerシステムのログにエントリを作成する

書式

logger [ -46Ais][ -f file][ -h host][ -P port][ -p pri][ -t tag][ message ...]

解説

logger ユーティリティは、 syslog(3) システムログモジュールへのシェルコマンドインタフェースを提供します。

次のオプションが使用可能です:

-4
強制的に logger は、IPv4 アドレスだけを使用します。
-6
強制的に logger は、IPv6 アドレスだけを使用します。
-A
デフォルトで、 logger は、たとえ、ホストに複数の A または AAAA レコードがあったとしても、 1 つのアドレスだけにメッセージを送信します。このオプションが指定されるなら、 logger は、すべてのアドレスにメッセージを送信しようと試みます。
-i
各行に logger プロセスのプロセス ID をログ記録します。
-s
システムログと同様に、メッセージを標準エラーにログ記録します。
-f file
指定されたファイルにログ記録します。
-h host
ローカルにログ記録する代わりにリモートシステム host にメッセージを送信します。
-P port
サービス名または 10 進数として指定することができる、リモートシステムの指定された port 番号にメッセージを送信します。デフォルトは、“ syslog”です。未知のサービス名が使用されるなら、 logger は、警告を印刷 (表示) して、ポート 514 に戻ります。
-p pri
指定された優先順位でメッセージを入力します。優先順位は、数字または ``facility.level'' の組として指定されます。例えば、``-p local3.info'' は、 local3 機能の informational (情報) として (複数の) メッセージをログ記録します。デフォルトは、``user.notice'' です。
-t tag
現在のログイン名のデフォルトでなく、指定された tag があるログ中のあらゆる行をマークします。
message
message (メッセージ) をログに書き込みます。指定されず、 -f フラグが提供されないなら、標準入力が、ログ記録されます。

終了ステータス

The logger utility exits 0 on success, and >0 if an error occurs.

使用例

logger System rebooted 
 
logger -p local0.notice -t HOSTIDM -f /dev/idmc

関連項目

syslog(3), syslogd(8)

規格

logger コマンドは、 IEEE Std 1003.2 (“POSIX.2”) に準拠していると予想されます。
August 2, 2006 FreeBSD