KRB5-CONFIG(1) |
FreeBSD General Commands Manual |
KRB5-CONFIG(1) |
名称
krb5-config —
Heimdal ライブラリに対してどのようにコードをリンクするかの情報を取得する
書式
krb5-config |
[ --prefix[ = dir]][ --exec-prefix[ = dir]][ --libs][ --cflags][ libraries] |
解説
krb5-config は、Heimdal によってインストールされたライブラリに対してプログラムをコンパイルしてリンクするためにどのような特別のフラグを使用したらよいかをアプリケーションプログラマに伝えます。
サポートされるオプションは、次の通りです:
-
-
-prefix[
= dir]
-
dir が指定されないなら、接頭辞を印刷 (表示) し、そうでなければ、接頭辞を
dir に設定します。
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-
-exec-prefix[
= dir]
-
dir が指定されないなら、実行接頭辞を印刷 (表示) し、そうでなければ、実行接頭辞を
dir に設定します。
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-libs
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リンク対象とされるべきライブラリの一式を出力します。
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-cflags
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Heimdal ライブラリを使用するとき C コンパイラに与えるフラグの一式を出力します。
デフォルトで、 krb5-config は、krb5 API を使用する通常のプログラムによって使用されるフラグとライブラリの一式を出力します。ユーザは、提供されたライブラリも使用することができ、サポートされたライブラリは、次の通りです:
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krb5
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(デフォルト)
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gssapi
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krb5 gssapi メカニズムを使用します。
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kadm-client
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クライアント側の kadmin ライブラリを使用します。
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kadm-server
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サーバ側の kadmin ライブラリを使用します。
歴史
krb5-config は、Heimdal 0.3d で登場しました。