ICONV(1) |
FreeBSD General Commands Manual |
ICONV(1) |
名称
iconv —
コードセット (codeset) 変換ユーティリティ
書式
iconv |
[ -cs] -f from_name -t to_name [ file ...] |
iconv |
-f from_name [ -cs][ -t to_name][ file ...] |
iconv |
-t to_name [ -cs][ -f from_name][ file ...] |
解説
iconv ユーティリティは、コードセット
from_name からコードセット
to_name に、
file (またはファイルが指定されないなら、標準入力から) のコードセットを変換し、標準出力に変換されたテキストを出力します。
次のオプションが利用可能です:
-
-c
-
あらゆる不正な文字の出力を防ぎます。デフォルトで、
iconv は、
from_name コードセット中の有効な文字に出会うが、
to_name コードセットに対応する文字がないとき、
to_name コードセットによって指定された“不正な文字”を出力します。
-
-f
-
from_name としてソースのコードセット名を指定します。
-
-l
-
利用可能なコードセット名をリストします。
from_name と
to_name のすべての組み合わせが有効だとは限らないことに注意してください。
-
-s
-
静か。デフォルトで、
iconv は、それらが存在するなら、標準エラーに“不正な文字”の数を出力します。このオプションは、この振る舞いを抑制します。
-
-t
-
to_name として宛先のコードセットの名前を指定します。
終了ステータス
The
iconv utility exits 0 on success, and >0 if an error occurs.
規格
iconv は、 IEEE Std 1003.1-2008 (“POSIX.1”) に適合しています。
歴史
iconv は、
NetBSD 2.0 ではじめて登場し、
FreeBSD 9.0 で登場しました。