名称

elfdump — ELF ファイルに関する情報を表示する

書式

elfdump

-a | -cdeGhinprs [ -w file] file

解説

elfdump ユーティリティは、指定された ELF file に関する様々な情報をダンプします。

オプションは、次の通りです:

-a

すべての情報をダンプします。

-c

共有ヘッダをダンプします。

-d

動的なシンボルをダンプします。

-e

ELF ヘッダをダンプします。

-G

GOT をダンプします。

-h

ハッシュ値をダンプします。

-i

動的なインタプリタをダンプします。

-n

note セクションをダンプします。

-p

プログラムヘッダをダンプします。

-r

再配置をダンプします。

-s

シンボルテーブルをダンプします。

-w file

標準出力の代りに file に出力を書き込みます。

終了ステータス

The elfdump utility exits 0 on success, and >0 if an error occurs.

使用例

次は、典型的な elfdump コマンドの使用法の例です:

elfdump -a -w output /bin/ls

関連項目

objdump(1), readelf(1) AT&T Unix Systems Labs, System V Application Binary Interface, http://www.sco.com/developers/gabi/.

歴史

elfdump ユーティリティは、 FreeBSD 5.0 ではじめて登場しました。

作者

elfdump ユーティリティは、 Jake Burkholder <jake@FreeBSD.org>によって書かれました。このマニュアルページは、 David O'Brien <obrien@FreeBSD.org>によって書かれました。

バグ

ELF gABI を完全に実装していません。