名称

column — リストをカラムにそろえる

書式

column

[ -tx][ -c columns][ -s sep][ file ...]

解説

column ユーティリティは、その入力を複数のカラムに書式化します。行が、カラムの前にそろえられます。入力は、 file オペランドから、または、デフォルトで、標準入力から取られます。空行は、無視されます。

オプションは、次の通りです:

-c

出力は、表示 columns の幅で、書式化されます。

-s

-t オプションのためのカラムを区切るために使用される 1 組の文字を指定します。

-t

入力が含んでいるカラムの数を決定し、テーブル (表) を作成します。カラムは、デフォルトで、空白類で区切られるか、または、 -s オプションを使用して供給された文字で区切られます。美しい印刷の表示のために役に立ちます。

-x

行をそろえる前にカラムをそろえます。

環境変数

COLUMNS, LANG, LC_ALL と LC_CTYPE 環境変数は、 environ(7) に記述されているように column の実行に影響します。

終了ステータス

The column utility exits 0 on success, and >0 if an error occurs.

使用例

(printf "PERM LINKS OWNER GROUP SIZE MONTH DAY " ; \

printf "HH:MM/YEAR NAME\n" ; \

ls -l | sed 1d) | column -t

関連項目

colrm(1), ls(1), paste(1), sort(1)

歴史

column コマンドは、 4.3BSD-Reno で登場しました。

バグ

入力行は、 LINE_MAX (2048) バイトの長さに制限されています。