BRANDELF(1) |
FreeBSD General Commands Manual |
BRANDELF(1) |
名称
brandelf —
特定の ABI のための ELF バイナリをマークする
書式
brandelf |
[ -lv][ -f ELF_ABI_number][ -t string] file ... |
解説
brandelf ユーティリティは、
FreeBSD のための特定の ABI の下で実行される ELF バイナリをマークします。
オプションは、次の通りです:
-
-f
ELF_ABI_number
-
供給された ELF ABI 番号で強制的にマーク付けします。
-t オプションと非互換です。これらの値は、SCO/USL によって割り当てられます。
-
-l
-
すべての既知の ELF タイプのリストを標準エラーに書き込みます。
-
-v
-
冗長な出力をオンにします。
-
-t
string
-
与えられた ELF バイナリを
string ABI タイプであるとマーク付けします。現在サポートされる ABI は、“
FreeBSD
”, “
Linux
”と“
SVR4
”です。
-
file
-
-t
string が与えられるなら、タイプ
string である
file にマーク付けし、そうでなければ、
file のマーク付けを単に表示します。
終了ステータス
終了ステータスは、成功すると 0 で、コマンドが失敗するなら、ファイルが存在しないなら、短すぎる、適切なマーク付けに失敗する、または要求されたマークが既知のタイプの 1 つでなく、
-f オプションが設定されていないと、1 です。
実行例
次は、
brandelf コマンドの一般的な使用法の例です:
brandelf file
brandelf -t Linux file
歴史
brandelf のマニュアルページは
FreeBSD 2.2 ではじめて登場しました。
作者
このマニュアルページは
John-Mark Gurney <gurney_j@efn.org>によって書かれました。