名称

asa — 改行制御文字を解釈する

書式

asa	[ file ...]

解説

asa ユーティリティは、順番にファイルを読み込み、 FORTRAN の改行制御文字をラインプリンタの制御シーケンスにマップして、標準出力に、それらを書き込みます。

各行の最初の文字は、改行制御文字として解釈されます。続く文字は、次のように解釈されます:

<空白>

変更せずに行の残りを出力します。

0

行の残りを印刷する前に、<改行>文字を出力します。

1

行の残りを印刷する前に、<フォームフィード>文字を出力します。

+

前の行の後続する<改行>は、行の残りを印刷する前に、<復帰改行>に置き換えられます。

上記のもの以外の文字で始まる行は、あたかもそれらが<空白>で始まるかのように扱われます。

終了ステータス

The asa utility exits 0 on success, and >0 if an error occurs.

使用例

FORTRAN プログラムの出力を含むファイルを見るためには、次の通りです:

asa file

FORTRAN プログラムの出力を書式設定して、ラインプリンタにリダイレクトするためには、次の通りです:

a.out | asa | lpr

関連項目

f77(1)

規格

asa ユーティリティは、 IEEE Std 1003.1-2001 (“POSIX.1”) に適合しています。

作者

J.T. Conklin, Winning Strategies, Inc.