もん |
| 門 |
冒頭文
一 宗助(そうすけ)は先刻(さつき)から縁側(えんがは)へ坐蒲團(ざぶとん)を持(も)ち出(だ)して日當(ひあた)りの好(よ)ささうな所(ところ)へ氣樂(きらく)に胡坐(あぐら)をかいて見(み)たが、やがて手(て)に持(も)つてゐる雜誌(ざつし)を放(はふ)り出(だ)すと共(とも)に、ごろりと横(よこ)になつた。秋日和(あきびより)と名(な)のつく程(ほど)の上天氣(じやうてんき)なので、徃來(
文字遣い
旧字旧仮名
初出
「朝日新聞」1910(明治43)年3月1日~6月12日
底本
- 漱石全集 第四卷 三四郎 それから 門
- 岩波書店
- 1966(昭和41)年3月25日