わかのはっせいとしょげいじゅつとのかんけい
和歌の発生と諸芸術との関係

冒頭文

私はまづ、縁遠さうな舞踊の方面からはじめるつもりである。 遊部(アソブベ)  遊部(アソブベ)は、終身事ふること勿し。故に遊部と云ふ。(以上、義解の本文)釈に云はく、……遊部は、幽顕の境を隔て、凶癘の魂を鎮むる氏なり。終身事ふること勿し、故に遊部と云ふ。古記に云はく、遊部は、大倭遊部(ノ)国高市遊部(ノ)郡に在り。生目天皇の苗裔なり。遊部と負ふ所以は、生目(イクメ)天皇の孽円目(ツブラメ)円目(ノ

文字遣い

新字旧仮名

初出

「短歌研究 第六巻第一号」1937(昭和12)年1月

底本

  • 折口信夫全集 21
  • 中央公論社
  • 1996(平成8)年11月10日