またまたよたばなし
又復与太話

冒頭文

日本の新興探偵小説界、宝石などは扱わないと云われる。ようござんす、認めましょう、しかし宝石に類したものばかりを扱っているではありませんか。文字にとらわれずに精神をご覧下さい。            × 甲賀三郎氏の批評ぶり、頸烈の度を加えて来ました。一種の壮快さを覚えます。しかし少々趣味にとらわれ、潔癖の押売りをするようです。            × その組立から云う時も、その文章から云う時

文字遣い

新字新仮名

初出

「探偵趣味」1926(大正15)年7月

底本

  • 国枝史郎探偵小説全集 全一巻
  • 作品社
  • 2005(平成17)年9月15日