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CRON(8)
CRON(8) FreeBSD System Manager's Manual CRON(8)

名前

cron -予定されたコマンドを実行するデーモン(Vixie Cron)

書式

cron

説明

cron は /etc/rc または /etc/rc.local から起動されるべきである。すぐに(シェルに)戻るので、'&' を付けて起動する必要はない。

cron は /etc/passwd にあるアカウントをファイル名に持つ crontab ファイルを /var/cron/tabs から探し、見つけた crontab ファイルをメモリに読み込む。また cron は /etc/crontab も見る (このファイルのフォーマットは少々異なっている: crontab(5) を参照)。 cron は 1 分ごとに起きて、読み込まれた crontab ファイルを評価し、それぞれのコマンドを今起動すべきかどうかチェックする。コマンドを実行すると、全ての出力を crontab ファイルの所有者にメールする (または MAILTO 環境変数が crontab ファイルにあれば、そこで指定されたユーザーに送る)。

さらに cron は 1 分ごとにスプールディレクトリ(または /etc/crontab ファイル)の最終修正時刻(modtime)をチェックし、もし変更されていれば、すべての crontab ファイルの最終修正時刻をチェックし、変更された crontab ファイルを読み直す。よって crontab ファイルを修正するたびに cron を再起動する必要はない。 crontab(1) コマンドは、crontab ファイルが変更されたかどうかにかかわらず、スプールディレクトリの最終修正時刻を更新することに注意せよ。

関連項目

crontab(1), crontab(5)

著者


Paul Vixie <paul@vix.com>
20 December 1993 4th Berkeley Distribution