TTYTYPE(5) |
Linux Programmer's Manual |
TTYTYPE(5) |
名前
ttytype -端末デバイス−端末タイプのデフォルトマッピング
説明
/etc/ttytype は tty ラインを
termcap(5)/
terminfo(5) の端末タイプの名前と関連付ける。それぞれの行には、まず端末のタイプ、続いてスペース文字、さらに続いて tty 名 (デバイス名から先頭の
/dev/ をとったもの) が書かれる。
この関連付けはプログラム
tset(1) が利用し、ユーザーが現在使っている端末の
TERM 環境変数が、デフォルトの端末名にセットされる。
この機能は伝統的なタイム・シェアリング環境 ( UNIX ミニコンピュータにキャラクタ端末が直結されているような環境) 向けに設計された。近代的なワークステーションやパーソナル UNIX システムでは、ほとんど利用されていない。
ファイル
-
/etc/ttytype
-
tty 定義ファイル。
例
典型的な
/etc/ttytype は以下のようなものである。
con80x25 tty1
vt320 ttys0
関連項目
termcap(5),
terminfo(5),
agetty(8),
mingetty(8)
この文書について
この man ページは Linux
man-pages プロジェクトのリリース 3.51 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。