説明
/etc/netatalk/atalkd.conf は atalkd が使う設定ファイルで、 Appletalk インターフェースとその動作を設定する。
# が先頭にない行が解釈される。設定ファイルの行は以下のように構成される:
最も簡単なケースは、atalkd.conf がない場合や、このファイルに有効な行がない場合である。この場合、atalkd はマシンのローカルインターフェースを自動的に検出する。なお、行を途中で分割できないことに注意。
interface は atalkd が (その上で) 動作するネットワークインターフェースであり、 Linux では
eth0, Sun では
le0 といったものである。
指定可能なオプションとその意味を以下に示す:
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-addr net.node
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インターフェースのネット番号・ノード番号を指定する。 Appletalk の番号付けフォーマットで指定する (例:
-addr 66.6)。
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-dontroute
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Appletalk の経路制御を無効にする。
-router の反対である。
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-net first[-last]
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使用可能なネット番号を設定する。範囲として設定することもできる。
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-phase ( 1 | 2 )
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そのインターフェースが使う Appletalk のフェーズを指定する (フェーズ 1 またはフェーズ 2 のどちらかを指定する)。
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-router
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-seed と似ているが、1 つのインターフェースでの経路制御を許可する。
-dontroute の反対である。
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-seed
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seed オプションは複数のインターフェースがある場合にのみ動作する。指定されない引き数は、ネットワークから自動的に設定する。
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-zone zonename
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インターフェースが現れる特定のゾーンを指定する (例:
-zone "Parking Lot")。スペースや特殊文字の入ったゾーン名は、引用符 (") で括らなければならない。