MEM(4) | Linux Programmer's Manual | MEM(4) |
名前
mem, kmem, port -システムメモリ(system memory)、カーネルメモリ (kernel memory)、システムポート(sysmem ports)説明
mem はコンピュータのメインメモリイメージのキャラクターデバイスファイル(character device file)である。このデバイスは、例えば、システムを検査するため(また、パッチ(patch)をあてるため)に使われるだろう。mem のバイトアドレス(byte address)は物理メモリアドレスとして解釈される。存在していない場所への参照はエラーが返される。
読み込み専用(read-only)あるいは書き込み専用(write-only)のビットへの検査あるいはパッチ当ては予期せぬ結果をもたらすことがある。
典型的には次のようにして作られる。:
kmem ファイルは mem と同じだが、物理メモリへのアクセスではなく、カーネル(kernel)の仮想メモリ(virtual memory)へのアクセスである点が異なる。
典型的には次のようにして作られる。:
port は mem に似ているが I/O ポート(I/O ports)へのアクセスが行われる。
典型的には次のようにして作られる。:
ファイル
/dev/mem関連項目
chown(1), mknod(1), ioperm(2)この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.51 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。1992-11-21 | Linux |