EN JA
WCSSTR(3)
WCSSTR(3) Linux Programmer's Manual WCSSTR(3)

名前

wcsstr -ワイド文字文字列中の部分文字列の位置を特定する

書式


#include <wchar.h>
 

wchar_t *wcsstr(const wchar_t * haystack , const wchar_t * needle );

説明

wcsstr() 関数は、 strstr(3) 関数に対応するワイド文字文字列である。この関数はワイド文字文字列 needle (終端の NULL ワイド文字 (L'\0') は含まない) が、ワイド文字文字列 haystack の部分文字列として最初に現われる位置を探す。

返り値

wcsstr() 関数は、 haystack 中に needle が現われた最初の位置を返す。 needlehaystack の部分文字列でなければ NULL を返す。

以下の特殊な場合に注意すること: needle が空のワイド文字文字列ならば、返り値は常に haystack 自身となる。

準拠

C99.

関連項目

strstr(3), wcschr(3)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.51 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2011-09-28 GNU