MKDTEMP(3) | Linux Programmer's Manual | MKDTEMP(3) |
名前
mkdtemp -他と重ならない一時的なディレクトリを作成する書式
#include <stdlib.h>
char *mkdtemp(char * template );
glibc 向けの機能検査マクロの要件 ( feature_test_macros(7) 参照):
_BSD_SOURCE
|| /* Since glibc 2.10: */
(_POSIX_C_SOURCE >= 200809L || _XOPEN_SOURCE >= 700)
説明
mkdtemp() 関数は、他と重ならない名前の一時的なディレクトリを template から作成する。 template の後から 6 文字は XXXXXX でなければならない。この部分はディレクトリ名を他と重ならなくするための文字列で置き換えられる。ディレクトリは許可属性を 0700 として作成される。 template は変更されるので、文字列定数にしてはならず、文字配列にすべきである。返り値
成功した場合、 mkdtemp() 関数は変更された template 文字列へのポインタを返す。失敗した場合は、NULL を返して、 errno を適切に設定する。エラー
- EINVAL
- template の最後の 6 文字が XXXXXX でない。この場合、 template は変更されない。
errno に設定される他の値については、 mkdir(2) を参照すること。
バージョン
OpenBSD 2.2 で導入された。準拠
POSIX.1-2008. この関数は BSD に存在する。関連項目
mkdir(2), mkstemp(3), mktemp(3), tempnam(3), tmpfile(3), tmpnam(3)この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.51 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。2010-09-26 | GNU |