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INITGROUPS(3)
INITGROUPS(3) Linux Programmer's Manual INITGROUPS(3)

名前

initgroups -追加のグループアクセスリストの初期化

書式


#include <sys/types.h>
#include <grp.h>
 

int initgroups(const char * user , gid_t group );
 

glibc 向けの機能検査マクロの要件 ( feature_test_macros(7) 参照):
 
initgroups(): _BSD_SOURCE

説明

initgroups() 関数はグループデータベース /etc/group を読み込んで、 user が所属している全てのグループを使って、グループアクセスリストを初期化する。さらに、 group に示されるグループもグループアクセスリストに追加される。
 
user 引数は NULL であってはならない。

返り値

initgroups() 関数は、成功すると 0 を返す。エラーの場合は-1 を返し、 errno を適切に設定する。

エラー

ENOMEM
グループ情報構造体を配置するためのメモリが不足している。
EPERM
呼出しプロセスが十分な特権を持っていない。この関数の裏で実行されるシステムコール setgroups(2) も参照のこと。

ファイル


/etc/group グループデータベースファイル

準拠

SVr4, 4.3BSD.

関連項目

getgroups(2), setgroups(2), credentials(7)

この文書について

この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.51 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。
2007-07-26 GNU