FERROR(3) | Linux Programmer's Manual | FERROR(3) |
名前
clearerr, feof, ferror, fileno -ストリームステータスのチェックとリセット書式
#include <stdio.h>glibc 向けの機能検査マクロの要件 ( feature_test_macros(7) 参照):
説明
関数 clearerr() は stream で示されるストリームの EOF(end-of-file) 指示子とエラー指示子をクリアする。関数 feof() は stream で示されるストリームの EOF 指示子をテストし、セットされていれば 0 以外の数を返す。 EOF 指示子は、関数 clearerr() によってのみクリアすることができる。
関数 ferror() は stream で示されるストリームのエラー指示子をテストし、セットされていれば 0 以外の数を返す。エラー指示子は、関数 clearerr() によってのみリセットすることができる。
関数 fileno() は、引数 stream を調べ、その整数のディスクリプタを返す。
これらの処理を停止せずに行いたいときは、 unlocked_stdio(3) を参照のこと。
エラー
これらの関数は失敗すべきではなく、また、外部変数 errno に値をセットしない。 (しかし、 fileno() 関数の場合で、引数が有効なストリームでなかった場合、関数は-1 を返し、 errno に EBADF を設定しなければならない。)準拠
関数 clearerr(), feof(), ferror() は C89 と C99 に準拠している。関連項目
open(2), fdopen(3), stdio(3), unlocked_stdio(3)この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.51 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。2008-08-29 |