CPROJ(3) |
Linux Programmer's Manual |
CPROJ(3) |
名前
cproj, cprojf, cprojl -リーマン球面への射影
書式
#include <complex.h>
double complex cproj(double complex
z
);
float complex cprojf(float complex
z
);
long double complex cprojl(long double complex
z
);
-lm でリンクする。
説明
この関数は、平面上の点をリーマン球の表面に射影する、つまり複素平面の一つの軸へのコンパクト化 (one-point compactification) を行う。有限な点
z はいずれも
z 自身へ射影される。無限の値を持つ全ての複素数は、一つの無限値に射影される。もっと詳しく言うと、実数軸の正の無限大に射影される。
バージョン
これらの関数は glibc バージョン 2.1 で初めて登場した。
準拠
C99.
注意
バージョン 2.11 以前の glibc の実装は違った動作 (リーマン球面への「立体」写像) を行う。
関連項目
cabs(3),
complex(7)
この文書について
この man ページは Linux
man-pages プロジェクトのリリース 3.51 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。