FUTIMESAT(2) | Linux Programmer's Manual | FUTIMESAT(2) |
名前
futimesat -ディレクトリファイルディスクリプタから相対的な位置にあるファイルのタイムスタンプを変更する書式
#include <fcntl.h> /* AT_* 定数の定義 */
#include <sys/time.h>
int futimesat(int dirfd , const char * pathname ,
const struct timeval times [2]);
glibc 向けの機能検査マクロの要件 ( feature_test_macros(7) 参照):
説明
このシステムコールは廃止予定である。代わりに utimensat(2) を使用すること。返り値
成功した場合、 futimesat() は 0 を返す。エラーの場合、-1 が返されて、 errno にはエラーを示す値が設定される。エラー
utimes(2) と同じエラーが futimesat() でも起こる。 futimesat() では、その他に以下のエラーが起こる:- EBADF
- dirfd が有効なファイルディスクリプタでない。
- ENOTDIR
- pathname が相対パスで、かつ dirfd がディレクトリ以外のファイルを参照するファイルディスクリプタである。
バージョン
futimesat() は Linux カーネル 2.6.16 で追加された。ライブラリによるサポートは glibc バージョン 2.4 で追加された。準拠
このシステムコールは標準的ではない。 POSIX.1 で提案されていた仕様に由来して実装されたが、その仕様は utimensat(2) で置き換えられた。注意
glibc についての注意
pathname が NULL の場合、glibc の futimesat() ラッパー関数は dirfd で参照されるファイルの時刻を更新する。関連項目
stat(2), utimensat(2), utimes(2), futimes(3), path_resolution(7)この文書について
この man ページは Linux man-pages プロジェクトのリリース 3.51 の一部である。プロジェクトの説明とバグ報告に関する情報は http://www.kernel.org/doc/man-pages/ に書かれている。2012-05-10 | Linux |