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PIDOF(1)
PIDOF(1) User Commands PIDOF(1)

名前

pidof -名前でプロセスを見つけ、それらの PID を一覧表示する

書式

pidof [ -eg] name ...
 
pidof -V

説明

pidof は、指定されたいずれかのコマンドを実行しているプロセス全ての PID を一覧表示する。

コマンド名がスラッシュ ( /) を含む場合は、その指定したファイルを実行しているプロセスが (実行時の名前が違っていても) 選択される。

指定したコマンドのプロセスがひとつも見つからなければ、 pidof は 0 以外のリターンコードを返す。各コマンドに対応するプロセスがひとつでも見つかれば、 pidof はゼロを返す。

オプション

-e
とても長い名前に対して完全一致を要求する。コマンド名が 15 文字よりも長いと、そのフルネームが利用できない (スワップアウトされている) ことがあるかもしれない。この場合 pidof は先頭 15 文字まで一致するもの全てを一覧表示する。 -e オプションを付けると、そのような項目は黙ってスキップされる。
-g
プロセス ID の代わりにプロセスグループの ID を表示する。同じプロセスグループ ID を持つプロセスが複数見つかった場合は、最初のプロセスだけを表示する。
-V
バージョン情報を表示する。

ファイル


/proc proc ファイルシステムの場所

既知のバグ

ファイルによるプロセスの選択は、実行ファイルがその実行中にオープン状態に置かれる場合にのみ有効である。すなわち impure な実行ファイルをこの方法で選択することはできない。

著者

Werner Almesberger <Werner.Almesberger@epfl.ch>

関連項目

killall(1), fuser(1), ps(1)
May 6, 1998 Linux