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CSPLIT(1)
CSPLIT(1) ユーザーコマンド CSPLIT(1)

名前

csplit -コンテキスト行に基づいてファイルをセクションに分割する

書式

csplit [ OPTION]... FILE PATTERN...

説明

PATTERN に基づいて FILE を断片に分割して、それぞれをファイル 'xx00', 'xx01', ... に出力し、各断片のバイト数を標準出力に表示します。

長いオプションに必須の引数は短いオプションにも必須です。

-b, --suffix-format= FORMAT
%02d の代わりに sprintf の FORMAT を使用する
-f, --prefix= PREFIX
接頭辞として 'xx' の代わりに PREFIX を使用する
-k, --keep-files
エラー発生時に出力ファイルを削除しない
-n, --digits= DIGITS
2 の代わりに指定された数字を使用する
-s, --quiet, --silent
出力ファイルの大きさを表示しない
-z, --elide-empty-files
空の出力ファイルを削除する
--help
この使い方を表示して終了する
--version
バージョン情報を表示して終了する

ファイルが-ならば標準入力から読み込みます。各々のパターンは次のようになります:

行番号
指定行の直前まで (その行は含まれない) をコピーする
/正規表現/[オフセット]
正規表現に一致する行の直前までをコピーする
%正規表現%[オフセット]
正規表現に一致する行の直前までをスキップする
{整数値}
直前のパターンを指定した数だけ繰り返す
{*}
直前のパターンを可能なだけ繰り返す

行のオフセットは '+' か '-' の後に正の整数値が続く形で指定します.

作者

作者 Stuart Kemp および David MacKenzie。

バグの報告

csplit のバグを発見した場合は bug-coreutils@gnu.org に報告してください。 GNU coreutils のホームページ: <http://www.gnu.org/software/coreutils/> GNU ソフトウェアを使用する際の一般的なヘルプ: <http://www.gnu.org/gethelp/> csplit の翻訳に関するバグは <http://translationproject.org/team/ja.html>に連絡してください。完全な文書を参照する場合は info coreutils 'csplit invocation' を実行してください。

著作権

Copyright © 2012 Free Software Foundation, Inc. ライセンス GPLv3+: GNU GPL version 3 or later <http://gnu.org/licenses/gpl.html>. This is free software: you are free to change and redistribute it. There is NO WARRANTY, to the extent permitted by law.

関連項目

csplit の完全なマニュアルは Texinfo マニュアルとして整備されている。もし、 info および csplit のプログラムが正しくインストールされているならば、コマンド
info csplit

を使用すると完全なマニュアルを読むことができるはずだ。

2012年4月 GNU coreutils