BIFF(1) | FreeBSD General Commands Manual | BIFF(1) |
名前
biff — メールの到着と、それが誰からのメールかを知らせる書式
biff [ ny]説明
biff は、現在の端末セッション中にメールが到着した場合、それを報告してほしいかどうかをシステムに知らせる。biff がサポートしているオプションとしては、以下のものがある:
- n
- 報告しないように設定する。
- y
- 報告するように設定する。
メールの到着を報告するように設定しているときにメールが届いた場合、メールのヘッダとメッセージの最初の数行が自分の画面に表示される。ログイン毎に実行されるよう、“ biff y
”コマンドはたいてい .login や .profile などに書く。
biff は comsat サービスを利用して非同期に動作する。このサービスが有効でない場合、 biff は何もしない。このような場合、あるいは同期して動作させる場合は、 sh(1) の MAIL 変数を用いるか、 csh(1) の mail 変数を利用すること。
歴史
biff コマンドは 4.0BSD から登場した。バグ
su(1) と biff はあまり相性が良くないようだ。これはおそらく tty が su を用いた人間に所有されたままになるためだろう。これにより、biff の状態を変更しようとした時に“Permission denied
”になってしまうかもしれない。
バグは差分/パッチ、コンパイラーエラーログ、または出来るだけ完全なバグレポートと共に netbug@ftp.uk.linux.org に報告してほしい。
July 31, 1999 | Linux NetKit (0.17) |